でんぴん【伝貧】 [て]
馬伝染性貧血の略で、馬に発生する法定伝染病で、高熱を出し2~4日後には平熱に戻るが、発熱を繰り返し衰弱していく。
感染が確認されると家畜伝染病予防法に基づき、殺処分命令が出される。
感染が確認されると家畜伝染病予防法に基づき、殺処分命令が出される。
てんじんのり【天神乗り】 [て]
騎乗法の一つで、鐙(あぶみ)を長くして背筋を伸ばし、鞍に腰をおろして馬にまたがる騎乗スタイルで、騎乗姿勢は安定しやすいが、馬への負担が大きくスピードが出にくい。
もともと日本の競馬は天神乗りが主流であったが、現在の競馬では天神乗りで騎乗する騎手はおらず、1958年にアメリカ遠征した保田隆芳騎手が現地でモンキー乗りを習得し、帰国後日本で実践するようになって以来、馬への負担が少なくスピードを出せるモンキー乗りが主流となっている。
⇒モンキー乗り
もともと日本の競馬は天神乗りが主流であったが、現在の競馬では天神乗りで騎乗する騎手はおらず、1958年にアメリカ遠征した保田隆芳騎手が現地でモンキー乗りを習得し、帰国後日本で実践するようになって以来、馬への負担が少なくスピードを出せるモンキー乗りが主流となっている。
⇒モンキー乗り
てんぐやま【天狗山】 [て]
調教師が調教を監視する場所のことで、調教師が自分の厩舎の自慢話をすることから、天狗山とよばれるようになったといわれている。
てんかい【展開】 [て]
でむち【出ムチ】 [て]
スタートダッシュの鈍い馬や、ハナに立ちたい馬、先行して好位をとりたい馬などが、スタート直後からムチを入れ気合いをつけること。
『出ムチをくれてハナに立つ』などというように使われる。
『出ムチをくれてハナに立つ』などというように使われる。
てまえ【手前】 [て]
馬が走るときに、先に出す脚を手前といい、左右のどちらの脚を前にして走るかによって、右脚が前に出る走り方を右手前、左脚が前に出る走り方を左手前といい、右回り・左回りとコースによって、コーナーで手前をかえる必要がある。
普通競走馬はどちらの脚を前にしても走れるが、脚に故障のある馬や不器用な馬の中には、手前を変えるのが苦手な馬もいる。
普通競走馬はどちらの脚を前にしても走れるが、脚に故障のある馬や不器用な馬の中には、手前を変えるのが苦手な馬もいる。